憂きまど

タイトルは「憂き事のまどろむ程は忘られて覚むれば夢の心地こそすれ」より。某大学国文学修士だった人が趣味丸出しでおくる、アニメや小説の感想を中心になんでも。絵を描けない私は文を書く。超気まぐれ更新。読んだ本はこちら→https://bookmeter.com/users/337037

終わりゆく今期アニメ作品と視聴アニメの選定方法~出演声優採用など~

 はやいもので、今年に入ってから始まったアニメ作品たちが軒並み12話、13話となった。つい先日はクソアニメこと『ポプテピピック』が最終回を迎えた。ここまでTwitter(ネット)全体で大盛り上がりした作品はなかなかない。個人的には『星色ガールドロップ』が見たかったのだが、こちらは二期が決定したというしこれは期待せざるを得ない。

 自分の見ているものの中では、これから『りゅうおうのおしごと!』、そして明日は「よりもい」こと『宇宙よりも遠い場所』が最終回を迎える。この二作の声優ラジオを聴いていても、ラジオも次回ないしあと二回で最終回です、という話をしていた。こうしてアニメが終わる度に、視聴者たちは、「二期がいつかあったらいいな」などと淡い期待を抱いたりする。そして、今後のグッズ展開や、出演声優陣のイベント(その作品の放送が終わって暫くしてから開催されることが多く、円盤に優先販売申し込み券が封入されるというパターンがほとんどである)が楽しみだ、と思っていたりするものである。

 個人的に、来期は『信長の忍び姉川・石山篇~』があり、2クールあるため来期も続く『バジリスク 桜花忍法帖』は視聴するつもりである。偶然だが、両作品ともに忍者ものであり、主人公の女の子の声優が水瀬いのりさんである(しかもどちらも伊賀の忍者)。

 さて、今期に限らず、我が国では毎期膨大な数のアニメ作品が放送されている。仕事をしていない、大学生である、といった人は別だが、全ての作品を見ることは非常に難しい。作品の数、すなわち選択肢が多いことはいいことかもしれないが、逆に選ぶのを難しくさせているという面もあるかもしれない。ゆえに、我々はある程度視聴する作品を絞る必要がある。もし放送終了後にその作品が気になった場合は、レンタルを利用するなり円盤を買うなりすればよい。

 では、いかにして視聴する作品を決めていくか。私の選定方法は、三種類ある。まず、以前自分が視聴していた作品の二期。これは当然視聴したくなるだろう。私の場合は『信長の忍び』や『干物妹!うまるちゃんR』などがそれだ。以前見ている作品であるため、キャラクターの名前なども覚えている。すなわち、全く新しい作品を見る際のように、作品情報や事前知識などを仕入れる必要もない。

 そして、二つ目は、単純に自分が興味がある作品や、原作を読んでいてそれがアニメ化されたという作品を見る。今期の場合は『りゅうおうのおしごと!』や『ポプテピピック』がそれだ。『りゅうおうのおしごと!』は将棋を題材にした作品であり、以前から興味を持っていた。『ポプテピピック』も同様である。「原作を読んでいてそれがアニメ化されたという作品」は、やや先ほどの話と重複するが、やはりキャラクターの名前や展開を知っているため、事前知識が不要で作品に入っていきやすい。原作ではこうだけどアニメではカットされた、オリジナル要素が加わっている、などといった点からの視聴方法も可能だろう。

 そして、最後の一つがタイトルにもある「出演声優採用」である。声豚諸氏はやったことがある人が多いと思う。新作アニメは、キービジュアルなどの他に、事前に主な声優陣が先行公開となる。それを見て「好きな○○さんが出ている」ということで視聴を決定する、というものだ。別の例であれば、「あのドラマ・映画に○○さんという自分が好きな俳優・女優がメインの役どころで出ているから見てみよう」というのと同じだ。

 私の場合、水瀬いのりさんの出演作品を見ることが増えている。例えば今期では「よりもい」がそうだし、その前の『少女終末旅行』もそうだ。思えば、今では特にはまっている『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズも、いのりさんではないが出演声優採用で視聴を始めた作品であった。まさかここまで続くコンテンツになるとは思っていなかった(一期は初見の際は色々となんだこれは、という感じだった)。これもめぐりあわせである。出演声優採用をすることで、その声優個人のラジオ番組などで、作品の話が出た際に「ああなるほど、あの回はよかったな」などと思うこともできる。実写特番なども楽しく見ることができる。

 更に、別のメリットもある。自分が絶対に見ないような作品を、そこから知るきっかけになる、ということだ。例えば『徒然チルドレン』。高校生の男女の様々な恋の在り方を描いた漫画作品だが、やはりいのりさんが出ていなければ、見なかったに違いない。「歴史もの」など、個々の視聴者の好きなジャンルというものはバラバラである。ゆえに、その枠から大きく外れたものを視聴するという考えにはなかなか至らない。その時間で何か別の好きなことをした方がいい、という考えになったりもする。しかし、出演声優採用では「まず見てみようじゃないか」ということになる。そして、実際見てみたら面白い、感動した、という感想になる。続いて、原作を買い求めたりもする。最初は声優目当てで見始めたが、それまで自分が全く知らなかったor知ることがなかった、面白い作品に出会えるのである。案外悪くないものだ。むしろプラスである。

 

 今日はこのくらいにしておこう。来期も私は出演声優採用をするつもりでいる。どんな作品に出会えるか楽しみだ。しかし、あまりに多くの作品を見るのは逆に負担が増えて苦になるし、少ないとちょっと寂しい、という気持ちになる。時間は限られている。何事もほどほどに自分が楽しめる範囲で、が一番である。