憂きまど

タイトルは「憂き事のまどろむ程は忘られて覚むれば夢の心地こそすれ」より。某大学国文学修士だった人が趣味丸出しでおくる、アニメや小説の感想を中心になんでも。超気まぐれ更新。読んだ本はこちら→https://bookmeter.com/users/337037 Twitterは→@konamijin

擬人化と昔の猿蟹合戦は面白いという話―蟹味噌を取られる蟹

久しぶりにまじめな、文学的な話である。昨日、こんな記事が話題になっていた。 mag.japaaan.com 動物の擬人化、いわゆる異類合戦物と呼ばれるものである。彩色もしっかりとなされている絵だ。こうした異類合戦物については、面白い研究があるので紹介してお…

年を越しても世界は変わらない

年末である。皆様いかがお過ごしだろうか。大掃除や年賀状書き、コミケ、帰省などで忙しいという人も多いことだろう。今期視聴していたアニメ群も軒並み最終回ラッシュとなり、寂しい限りである。毎期非常に多くのアニメ作品が放送されるが、全て見るという…

テコンダー朴のネタでアカウントロックされる男

タイトルの通りだ。早速本題に入ろう。私のTwitterアカウントが昨日から今日の午前1時頃にかけて、アカウントロックを喰らっていた。朝起きて覗いた際には何も問題がなかったのだが、その後空き時間に開いてみるとびっくり。何事かと思った。届いたメールを…

『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』と舞台挨拶をみてみた りぴーと※ネタバレを含む

昨日、この作品を観た私だったが、今日も舞台挨拶と上映があったため、TOHOシネマズ川崎へと向かう。昨日の感想記事を夜遅くに書いていたため、ゆっくり寝てしまったが遅れることなく劇場に到着。やはり今回も本人確認と手荷物検査は厳重であった。今回の色…

『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』と舞台挨拶をみてみた ※ネタバレを含む

そうだね、タイトルの通りだね。あにてれでの特番では「脱力系田舎ライフコメディ」と紹介されていた『のんのんびより』。宮内れんげ、一条蛍、越谷小鞠、越谷夏海ら四人を中心に展開する、田舎での生活を描いた作品である。一期、二期、OADなどを経て再びア…

唯一神又吉イエスと私の交流-参院選2016

さて、久々の更新である。私は宣言通り積読処理をしていた。いくつか書こうと思ったネタはあったが、他に色々とやることがあったため断念していた。そんな中、私のTwitterに飛び込んできたのがこの知らせだ。 政治活動・ホームページ閉鎖のお知らせ 又吉イエ…

UQ HOLDER!版帰ってきた大麻帆良祭第2部の長いうろおぼえレポートと懐かしのハピマテの振り

はじめに ゴールデンウイークが終わった。長い人では九連休だったという。私はと言えば4/27には「信長の忍び」の上映会&トークショーに行ったり、千葉の親戚の家を訪ねて行ったり、『真・三国志妹 俺の妹が刑道栄に転生するはずがない 』という変わったタイ…

11eyes10周年によせて~思い出、楽曲を中心に~

Twitterを何気なく見ていたら、『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』が本日2018年4月25日で、発売から10周年を迎えたというツイートを見かけた。このシリーズの主題歌を担当する彩音さんのリツイートによるものだ。発売元も破産したということで、だんだんと私の…

水瀬いのりさん出演の今期アニメ作品の雑感~バジリスク 桜花忍法帖、信長の忍び、ルパン三世、ただこい~

さて、久々の更新である。最近は特にネタも思いつかない(思いついても資料集めなどで手間がかかる)、例の積読を処理したいなどの理由から、特に更新をしていなかった。ゴールデンウイーク中も積読を読むことを軸にしていきたい。 本題に入ろう。これを読ん…

『英雄たちの選択』崇徳院回の内容まとめと補足史料と感想と―後編

さて、前編中編と続けてきたがいよいよ最後である。番組は崇徳の流された地・香川県へ。郷土史家の方が、崇徳は「綾川」を京都になぞらえて「鴨川」と呼んだと教えてくれる。近くの駅名も「鴨川」である。また、山も京都の「東山」と呼んだという。これは知…

『英雄たちの選択』崇徳院回の内容まとめと補足史料と感想と―中編

さて、番組の続きだ。『百人一首』の崇徳院の歌「瀬をはやみ」が紹介される。谷知子氏の訳を拝借すると、 「瀬が速いので、岩にせきとめられる滝川が真っ二つに分かれても、いつかまた合流するように、恋しい人と別れてもまたいつかは逢おうと思う」(谷知子…

『英雄たちの選択』崇徳院回の内容まとめと補足史料と感想と―前編

暫く更新はないと言ったな、あれは嘘だ(n回目)。3/29にNHKBSプレミアムで放送された、『英雄たちの選択』という番組。これが崇徳院回。これは私が記事を書かずしてどうする、というわけだ。今回はその番組内容をまとめつつ、補足を加えていったり自分の意…

「ひとりだけどひとりでない空間」のすすめ

「ヘタウマ」な漫画を描き、最近はテレビ出演も多い蛭子能収さん。そんな蛭子さんの著書に、『ひとりぼっちを笑うな』という本がある。 ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21) 作者: 蛭子能収 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/08/18 メデ…

「大人になること」と「夢」と社畜と~『ポプテピピック』挿入歌、『白く咲く花』、『すかすか』、『りゅうおうのおしごと!』など~

大盛況のうちに最終回を迎えたポプテピピック。その最終回において、久々にフェルト人形が登場して歌うパートがあった。『心の大樹』である。作詞は原作者の大川ぶくぶ先生。「雨や風寒さに負けずあの木は強く育つだろう それこそが大人ってもんだ(文句言う…

積読はなぜ増えるのか考えよう―積読の種類

以前の記事で、積読について様々に述べた。 konamijin.hatenablog.com では、そもそも積読はなぜ増えるのか。「それはお前が前に買った本を読み終わってもいないうちから新しいのを買うからだろう」で終了かもしれない。今回はこのくらいにしておこうと言い…

大学1年時、最初の人間関係構築とSNS

四月に入り、新年度のスタートとなった。今日も駅にて通勤・通学定期を買い求めるために並んでいる人の列があった。この記事を読んでいる人や、私のツイートを見ている人は、この四月から新大学一年生です、という人は極めて少数だろう。既に卒業している人…

崇徳院と戦姫絶唱シンフォギアの風鳴翼―後編:翼と八紘、訃堂から崇徳・鳥羽まで

前回の記事では、崇徳院の出生に関する問題を、史料や先行研究をもとに整理した。父親の鳥羽院との関係についても述べた。 konamijin.hatenablog.com さて、今回は『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズにおける、風鳴翼の出生と父親との関係について述べていき…

崇徳院と戦姫絶唱シンフォギアの風鳴翼―前編:崇徳院の父親について史料・先行研究から考える

今回はタイトルの通りである。つい先日、NHKのBSプレミアム『英雄たちの選択』という番組で、崇徳院が取り上げられていた。これを読んでおられる方も、番組を見ていなくともこの人物の「怨霊」にまつわる話を聞いたことがあるかもしれない。 私の大学時代後…

ソシャゲに対しての雑感

皆さんはソシャゲというものをやっているだろうか。Twitterに今回のガチャ結果がどうの、というスクショばかり貼っている人もいるかもしれない。スマホでできるアレである。 私も、昨年にリリースされた『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』を熱心にプレイ…

積読の苦しみと反省、とある女性声優の本との付き合い方

私は数年前から読書記録をつけている。読書記録を付けるメリットは多くあるが、いくつか挙げてみよう。 みじんこ - 読書メーター まず、既に買って家に置いてある本がすぐに分かるため、同じ本をまた買ってしまうという失敗を防ぐことができる。書店でスマホ…

『ユリイカ』岡田監督インタビューから考えるレイリアとメドメル~「さよ朝」考察続編~

さて、これまで「さよ朝」についての考察を様々行ってきた。今回の話も、一部それを踏まえたものとなるので過去記事も合わせて参照していただきたい。 konamijin.hatenablog.com konamijin.hatenablog.com 前回はスタッフ座談会本から、レイリアとメドメルの…

終わりゆく今期アニメ作品と視聴アニメの選定方法~出演声優採用など~

はやいもので、今年に入ってから始まったアニメ作品たちが軒並み12話、13話となった。つい先日はクソアニメこと『ポプテピピック』が最終回を迎えた。ここまでTwitter(ネット)全体で大盛り上がりした作品はなかなかない。個人的には『星色ガールドロップ』…

『さよならの朝に約束の花をかざろう』こと「さよ朝」のスタッフ座談会本から再考するレイリアとメドメル

さて、今回はさよ朝考察の補足である。前回の感想、考察に関しては、以下の記事を参照していただきたい。 konamijin.hatenablog.com 前回の記事でも言及した、「スタッフ座談会本」を読んだ。本とはいっても、数ページの小冊子である。監督・脚本を担当した…

創作物における色々な正義のありかた~仮面ライダー1号と藤岡弘、すかすか、11eyesの十字軍、シンフォギア楽曲~

昨日、「さよ朝」の感想をまとめるためだけにブログを立ち上げた。Twitterで伏字のアプリ?を使って書こうとしたが、いちいち伏字の機能などを使用すると、見る側が面倒だと思ったからだ。ワンクリックするだけの作業でも、面倒と感じる人はいるものだ。 し…

『さよならの朝に約束の花をかざろう』こと「さよ朝」の長いネタバレ感想的なもの

『さよならの朝に約束の花をかざろう』を観た。先月末ごろから公開されている作品だが、やや遅めの鑑賞となった。TwitterのRTなどで流れている情報を見て、茅野愛衣さんの演技がちょっとすごいということで興味がわいた。公式サイトでキャストを見てみると、…